ホームページ制作

ホームページでやってはいけない7つのミス

ホームページでやってはいけない7つのミス

ホームページを作りたいけど、どこから始めていいのか分からない方へ、本記事は、ホームページ作成で絶対に避けるべき注意点について解説します。
これらのポイントを押さえておけば、ホームページはぐっと良くなるはずです。

基本的なホームページの理解

ホームページの存在意義
ホームページは、インターネット上で情報を発信するためのツールです。
効果的なホームページは、見やすく使いやすいデザインで、訪問者にとって役立つ情報を提供することができます。
ホームページ作成のプロセス
ホームページを作成するには、まず計画を立てます。
次にデザインを考え、実際に開発を行います。
最後にテストをして問題がないか確認し、公開します。
これが基本的な流れです。

ホームページでやってはいけないこと

【1】訪問者を無視したデザイン

過剰なアニメーションと煩わしいポップアップ
動く要素が多すぎると、訪問者は混乱してしまいます。
また、ポップアップが多いと煩わしく感じられます。
シンプルで直感的なデザインを心掛けましょう。
こちらは、過剰なアニメーションと煩わしいポップアップのサンプルです(かなり極端な例ですが…)。
過剰なアニメーションと煩わしいポップアップのサンプル
複雑なナビゲーション
サイト内を簡単に移動できることが大切です。
メニューは分かりやすく、クリックしやすい場所に配置しましょう。
複雑なナビゲーション(ドロップダウンメニューを設置)のイメージ
複雑なナビゲーションのイメージ

【2】モバイルフレンドリーでないデザイン

レスポンシブデザインの重要性
スマートフォンやタブレットでの閲覧が増えています。
デバイスに合わせて表示が最適化されるレスポンシブデザインを採用しましょう。
モバイルテストの実施方法
実際にスマートフォンやタブレットで自分のサイトを確認し、操作性や表示に問題がないかチェックしましょう。

レスポンシブデザインとは

レスポンシブデザインは、さまざまなデバイス(スマートフォン、タブレット、デスクトップ)でウェブサイトが最適に表示されるように設計する手法です。
レイアウトが自動的に調整され、画面サイズに合わせてコンテンツが見やすく配置されます。
これにより、ユーザーはどのデバイスでも快適にサイトを閲覧できます。レスポンシブデザインを採用することで、ユーザーエクスペリエンス(UX)が向上し、SEO対策にも有利になります。


【3】ページ速度の無視

ページ速度の影響
ページの読み込みが遅いと、訪問者はすぐに離脱してしまいます。
これはユーザー体験を悪化させ、検索エンジンの評価も下がります。
速度改善のための方法
画像のサイズを小さくする、キャッシュを利用する、不要なコードを削除するなどで、ページ速度を改善できます。

【4】明確なCTA(Call To Action)の欠如

効果的なCTAの設置
訪問者に何をしてほしいのかを明確に伝えることが大切です。
「今すぐ購入」「お問い合わせはこちら」など、具体的なアクションを促すメッセージを設置しましょう。
CTAの場所とデザイン
目立つ場所に、分かりやすいデザインで配置することがポイントです。
色や大きさも工夫して、目を引くようにしましょう。

CTA(Call To Action)とは

CTA(Call To Action)は、ウェブページや広告でユーザーに特定の行動を促すための要素です。
訪問者の関心を引きつけ、具体的なアクションを誘導する役割を果たし、コンバージョン率の向上や目標達成に繋がります。


【5】ずさんなコンテンツ管理

更新されない情報
情報が古いと、訪問者は信頼を失ってしまいます。
定期的に内容を見直し、最新の情報を提供しましょう。
誤字脱字と不正確な情報
誤字脱字や間違った情報は、サイトの信頼性を損ないます。
公開前にしっかりとチェックしましょう。

【6】SEOを無視した設計

適切なキーワードの選定と配置
検索エンジンに評価されるために、ターゲットとするキーワードを適切に配置することが重要です。
タイトルや見出し、本文に自然にキーワードを含めましょう。
内部リンクとメタタグの最適化
関連するページ同士をリンクさせ、メタタグにキーワードを含めることで、検索エンジンに対してサイトの内容をしっかりと伝えましょう。

【7】不十分なセキュリティ対策

基本的なセキュリティ
SSL証明書を導入し、サイトの通信を暗号化することで、訪問者のデータを守ります。
セキュリティプラグインと定期的なバックアップ
WordPressサイトであれば、WordfenceやSucuriなどのセキュリティプラグインを導入し、定期的にバックアップを取ることで、万が一のトラブルに備えましょう。

WordPressセキュリティプラグインの紹介

Wordfence
Wordfenceはセキュリティを強化するためのプラグインです。
強力なファイアウォール、マルウェアスキャン、自動修復機能を提供し、不正アクセスや攻撃からサイトを守ります。
詳細:https://ja.wordpress.org/plugins/wordfence/ 
Sucuri
Sucuriは、ウェブサイトのセキュリティとパフォーマンスを強化するための総合ソリューションです。
マルウェアスキャン、ファイアウォール、DDoS防御、監視機能を提供し、不正アクセスや攻撃からサイトを保護します。
詳細:https://ja.wordpress.org/plugins/sucuri-scanner/ 

正しいホームページ作成方法

高品質なコンテンツの作成

訪問者のニーズに応える内容
訪問者が求める情報を提供することが大切です。
リサーチを行い、ターゲットオーディエンスのニーズを把握しましょう。
競合調査と差別化
競合サイトを分析し、自分のサイトがどう差別化できるかを考えましょう。
独自の視点や価値を提供することがポイントです。

操作性の向上

直感的なデザイン
訪問者が簡単に操作できるデザインを目指しましょう。
ナビゲーションを分かりやすくし、重要な情報は目立つように配置します。
利用しやすくする
すべての訪問者が利用しやすいサイトを作ることが大切です。
テキストのコントラストやフォントサイズ、キーボードナビゲーションなどに配慮しましょう。

適切なSEO対策

キーワードリサーチと最適化
検索エンジンに評価されるキーワードを選び、効果的に配置することが重要です。
キーワードプランナー(旧:Google アドワーズ)やAhrefsなどのツールを利用しましょう。
コンテンツの質と量のバランス
ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成し、適度な長さを保つことがポイントです。
SEOに有利なコンテンツを提供しましょう。

キーワードリサーチツールの紹介

キーワードプランナー(旧:Google アドワーズ)
キーワードプランナーは、Googleが提供する無料のツールで、SEOや広告キャンペーンのキーワードリサーチに役立ちます。
ユーザーは検索ボリュームやキーワードの競合状況を確認し、最適なキーワードを選定できます。
詳細:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/ 
Ahref
Ahrefは世界のデジタルマーケターが導入しているSEO分析の有料ツールです。
ターゲットサイトの検索キーワード情報を抽出できるため、たとえば競合が取得しているキーワードを洗い出しや分析に役に立ちます。
詳細:https://ahrefs.jp/ 

まとめ

本記事では、ホームページ作成で絶対に避けるべきミスと、正しい作成方法について解説しました。
成功するホームページを作るためには、ユーザーのニーズに応える高品質なコンテンツと、検索エンジンのガイドラインに従った正しい手法が欠かせません。
これらのポイントを守り、継続的に改善していくことで、良質なホームページになるでしょう。

ホームページ公開後に改善点を把握できるツール

ホームページのパフォーマンスやユーザー体験を評価するツールとして、Google Lighthouse(ライトハウス)があります。
このツールを活用することで、改善点を明確に把握することができ、非常に便利です。
Google Lighthouseの使い方については、下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
Google Lighthouseの使い方と評価項目の紹介Google Lighthouseの使い方と評価項目の紹介
Google Lighthouse(ライトハウス)は、ウェブサイトのパフォーマンスやユーザー体験を評価するためのツールです。
特に、ウェブ開発者やSEO専門家にとって重要なツールであり、サイトの改善点を明確にするために利用されます。

よくある質問

モバイルフレンドリーなデザインとは何ですか?
モバイルフレンドリーなデザインとは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスで見たときに、サイトが見やすく、操作しやすいデザインのことです。
ページ速度を改善するための方法は?
画像の最適化、キャッシュの利用、コードの圧縮などが効果的です。
また、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を利用することで、ページ速度を向上させることができます。
効果的なCTA(Call To Action)の設置方法は?
ユーザーが自然に目にする場所に設置し、明確で具体的な行動を促す言葉を使用します。
色やデザインも重要で、視覚的に目立つように工夫しましょう。

アクセントカラーの重要性と選び方【Webサイト事例も紹介】