ホームページの作成後、一般的に管理費・更新費・保守費が発生します。
制作会社によって料金形態が違く「適切な費用なのか？」と不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、そんなホームページを維持する管理費・更新費・保守費について紹介します。
なお「管理費・更新費・保守費」これらの言い回しは制作会社によって異なりますので、本記事での定義は以下とさせていただきます。
- 管理費とは
- サーバー＆ドメインの管理費
- 更新費とは
- ホームページの更新費
- 保守費とは
- トラブルの対応費（例：脆弱性のある状態の対応）
管理費
サーバーとドメインの費用となります。
発生費用の形態は主に以下の2パターンです。
- 自社で直接サーバーとドメインを契約されている
- 制作会社側にサーバーとドメインを取得代行してもらい、契約されている
本記事では「1」の自社で直接契約される場合のサーバーとドメイン費用を紹介します。
おおよその費用感として参考にしてください。
サーバー管理費（年間更新時）
参考情報として国内シェアトップクラスのレンタルサーバXserver社での料金シミュレーション※を紹介します。
※2022年2月2日調べ 引用：料金 | レンタルサーバーならエックスサーバー
プラン：スタンダード
ドメイン管理費（年間更新時）
同Xserver社が提供するドメイン取得管理サービス※で価格を紹介します。
※2022年2月2日調べ 引用：ドメイン – 料金 | レンタルサーバーならエックスサーバー
ドメイン種：.com
更新費
ホームページを更新する費用となります。
更新時に掲載する記事や素材提供は依頼側が準備する
当方が見積もり参考にしている制作会社を例に紹介します。
社名は伏せておりますが、おおよその目安として費用感の参考にしてください。
A社
東京を拠点にするWebサイト制作会社
更新費：22,000円（税込）/ 月1回までの対応
対応内容：画像修正 or 画像追加 2点追加コンテンツ制作2点（テキスト）
更新費年間モデルーケース：264,000円（税込）
B社
本社は大阪、東京にもオフィスを構えるWebサイト制作会社
更新費：18,700円（税込）/ 月1回までの対応
対応内容：テキスト修正・追加、画像の追加・削除等※作業容量によっては料金が変動
更新費年間モデルーケース：224,400円（税込）
保守費
トラブルの対応やトラブルを未然に防ぐための費用となります。
保守内容は制作会社によって異なりますが、主に内容は以下です。
- バックアップ
- セキュリティアップデート
こちらも当方が見積もり参考にしている制作会社（フリーランス含む）を例に紹介します。
Aフリーランス
フリーランスで活躍されるホームページ制作者さん
保守費：26,400円（税込）/12ヶ月
対応内容：
・定期的なデータのバックアップ
・WordPress※の重要な更新が含まれるセキュリティのアップデート
- ※ WordPressとは
-
コンテンツ管理システム (CMS) と呼ばれるシステムの一つで、世界のWebサイトの約43.2％で使用されています。
参考：2022年1月15日W3Techs調べ
このWordPressはメジャーなツールのため、世界中のハッカーから攻撃対象となります。
ゆえにホームページを安全に運用するにはセキュリティの維持が必要です。
B社
本社は大阪、東京にもオフィスを構えるWebサイト制作会社
保守費：2,200円（税込）/月々
対応内容：
・定期的なデータのバックアップ
保守費年間モデルーケース：26,400円（税込）
合算年間費用
以上が、管理費・更新費・保守費のおおよその目安となる費用となります。
下記は合算した年間費用です。
- 管理費・更新費・保守費の合算した年間費用
- 合計：265,298円（税込）～
- 内訳
- 管理費：14,498円（税込）～
- 更新費：224,400円（税込）～
- 保守費：26,400円（税込）～
あくまで目安ですので、対象となるホームページの環境・構成・契約内容により、大幅に変動することはご承知おきください。
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本記事の執筆は、ホームページ作成者となります。
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