埼玉県では、地域の中小企業やスタートアップの成長支援を目的に、ホームページやECサイト作成に活用できるさまざまな補助金制度を提供しています。
これらの補助金を上手に活用することで、企業のオンラインプレゼンスを強化し、ビジネスの発展につなげることが可能です。
以下、主な補助金制度についてご紹介します。
目次
さいたま市DX推進補助金※2次公募終了
※2次公募終了。公募期間:2024年7月3日~2024年8月21日で締め切り
参考:【終了】さいたま市DX推進補助金 2次公募について
さいたま市産業創造財団が提供するこの補助金は、ホームページやECサイト制作に対応しており、特にさいたま市の事業者にとっては利用しやすい制度です。
- 対象:さいたま市内の事業者
- 補助上限額:40万円
- 補助率:2/3
申請プロセス
- 財団HPより申請書をダウンロード
- 公募要領を確認し、申請書に記入・捺印
- 申込書を電子メールに添付して提出
注意事項
- さいたま市DX推進補助金の未交付事業者を優先的に採択
- 同一事業者からの申請は1件のみ
埼玉県、その他でホームページ作成で利用できる補助金or助成金制度一覧
小規模事業者持続化補助金
※第16回公募終了。2024年度 第16回の受付は2024年5月27日で締め切り
参考:小規模事業者持続化補助金(一般型)
こちらは小規模事業者向けの補助金で、ホームページ制作にも利用可能です。
ただし、他の投資との併用が必要となるため注意が必要です。
たとえば補助金確定額が50万円の場合、ウェブサイト関連費として計上可能な金額は補助金総額の1/4、つまり最大12万5千円までとなります。
参考:小規模事業者持続化補助金 ガイドブック
- 対象:小規模事業者
- 補助上限額:50万円(ウェブサイト関連費のみによる申請は不可)
- 補助率:対象経費の2/3以内(ウェブサイト関連費は1/4)
注意事項
- ウェブサイト制作以外の投資も同時に行う必要がある
- ウェブサイト関連費として計上可能な金額は補助金総額の1/4
市町村別、ホームページ作成で使える補助金
市町村(公式ページリンク) | 概要 |
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上尾市 | 創業応援補助金 上尾市における地域経済の活性化を図るため、市内で新たに創業する人または第二創業、事業承継を行う人を対象に、創業に要する経費の一部を補助します。
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越生町 | 起業者応援事業補助金 町内で起業する中小企業者(起業してから6か月未満)を対象に、設備費、備品購入費、広告宣伝費、登記費、店舗等の改修費の一部を補助します。
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加須市 | 創業支援補助金 地域経済の活性化や雇用の創出、産業の振興を目的に、創業時、創業初期の経営安定や必要な設備の充実を図るための補助金を交付します。
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神川町 | 神川町起業支援補助金 神川町起業支援補助金は、町の産業振興及び地域経済の活性化を図るため、町内で新たに起業する方または起業1年未満の方に対して、その起業に要する費用の一部を補助する制度です。
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北本市 | 北本市空き店舗等活用推進事業補助金 本補助金は、空き店舗等の利用促進や新たなビジネスの創出を図り、まちのにぎわいづくり及び市内経済の活性化につなげるものです。
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熊谷市 | 熊谷市創業者応援補助金 熊谷市内で創業したかたを対象にした補助金です。
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鴻巣市 | 鴻巣市がんばる起業家支援補助金 市内商業の振興及び活性化を図るため、鴻巣市内で起業した方に対し、起業に要する経費の一部を補助する制度です。
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新座市 | 新座市中小企業者IT・DX導入費補助金 市内事業者の方の売上拡大、利益向上等を図るため、IT・DX導入に係る経費の一部を助成し、販路拡大、生産性向上等を支援します。
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飯能市 | 創業支援補助金(個人事業主) 地域の創業を支援し、地域経済の活性化や雇用の創出、商工業の振興につなげるため、個人事業主が起業・創業する際に必要な設備・備品等費や広報費に対し「飯能市創業支援補助金」を交付しています。
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東松山市 | 東松山市がんばる中小企業等応援補助金 東松山市商工会と連携し、「経営革新計画」に基づく新商品・新サービス開発や販路開拓に要する経費の一部を支援し、新たな事業の創出や経営戦略に積極的に挑戦する中小企業者を応援します。
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日高市 | 日高市創業支援補助金(個人事業主) 新事業の創出および起業の支援のため、市内で新たに創業した人に対して、個人事業主が創業する際に必要な備品購入や広報に要する経費の一部を補助します。
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深谷市 | 深谷市起業家支援事業補助金交付制度 市内産業の振興と活性化を図るため、深谷市内で起業したかたに対して、起業に要する経費の一部を補助する制度です。
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富士見市 | 富士見市中小企業チャレンジ支援事業補助金 市内中小企業等の競争力強化および地域産業の活性化を図るため、下記事業に挑戦する市内の中小企業者等に対し、予算の範囲内において補助金を交付します。
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本庄市 | 創業スタートアップ支援補助金 創業スタートアップ支援補助金は、市内で新たに創業しようとする人、創業1年未満の人のスタートアップを支援する補助制度です。
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美里町 | 美里町創業支援事業補助金 美里町は、創業を促進し産業の振興及び雇用の創出を図るため、町内で新たに創業する方に対し、補助を行います。
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皆野町 | 空き店舗等活用補助金 商店街の活性化と空き家の活用を図るため、空き店舗や空き家を活用した創業を支援します。店舗の購入や改装、宣伝費用の一部を補助し、開業時の負担を軽減します。
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宮代町 | 宮代町創業促進事業補助金 町内の産業の振興、新規雇用の創出及び定住促進を図るため、町内で創業する方を支援します。
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補助金活用のメリットと注意点
メリット
補助金を活用することでコスト削減が期待できるうえ、高品質なホームページ作成の実現が期待できます。
申請時の注意点
まず申請手続きや期限、補助対象経費の制限など、各制度の要件や条件を確認することが重要です。
審査がありますので、必ず採択されるわけではありません。
まとめ
埼玉県の中小企業や新興企業は、これらの補助金制度を活用することで、インターネット上での情報発信を強化し、事業の成長につなげることが期待できます。
各制度の詳細や最新情報を確認し、自社に適した補助金を選ぶことが大切です。
なお、ホームページ作成後には、一般的に管理費・更新費・保守費がかかります。
これらの費用については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ホームページの維持費はいくら?内訳と目安を紹介
ホームページの作成後、一般的に管理費・更新費・保守費が発生します。
制作会社によって料金形態が違く「適切な費用なのか?」と不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなホームページを維持する管理費・更新費・保守費について紹介します。