「すでにホームページを持っているけど、スマホ用は対応していない」
「スマホ用じゃなくても、十分内容は見えるので不要」
そんなスマホ用のホームページの必要性について、疑問を抱いてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、スマホ用のホームページが必要な理由について解説します。
目次
理由1:検索結果に影響する
巨大検索エンジンのGoogleは「モバイルフレンドリー※」を強く推奨しています。
モバイルフレンドリーとは、モバイル端末での表示に最適化されたサイトのことです。
2015年4月21日にGoogleが実装したアルゴリズムとなります。
参考:モバイル フレンドリー アップデートを開始します – Google
「パソコンを持っていないけど、スマホは持っている」そんな普及率が上がったことにより、検索エンジンはモバイル端末に適した表示をするサイト(ホームページ)を優先的に検索結果の上位にします。
- スマホ対応のホームページ 検索結果の順位に有利
- スマホ未対応のホームページ 検索結果の順位に不利
また、2021年5月頃から、新しいページを追加しても、Google検索にヒットしない「検出 – インデックス未登録」という現象が増えております。
Google推奨する「モバイルフレンドリー」に対応しなければ、新しいページを追加しても、そもそもGoogle検索にヒットしない要因の一つになります。
ホームページ作成後の落とし穴!検出 – インデックス未登録の解決方法は?
ちなみに国内のYahoo!検索はGoogleの検索エンジンを採用しておりますので、Google+Yahoo!検索という主要プラットフォーム2つ共に影響を受けます。
パソコンとスマホのアクセス経由の割合(当方調査)
以下は、当方が管理・運営に関わっているサイトのパソコンとスマホのアクセス経由の割合になります。
Google Analytics 調べ
こちらの例を見てもらうとわかりますように、スマホ(モバイル)のアクセス経由がパソコンのアクセス経由と同等に並ぶくらいの状況になっています。
令和3年版:スマホによるインターネット利用率(総務省調査)
総務省が毎年実施している通信利用動向調査によると、情報通信機器の世帯保有率については、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末では、9割を超えている。その中でも、スマートフォンの普及が進んでおり、8割以上の世帯で保有している
また、2020年のインターネット利用率は83.4%であるが、スマートフォンによるインターネット利用率は68.3%となり、パソコンやタブレット型端末などの他の端末と比べても、最も利用率が高い
出典:総務省|令和3年版 情報通信白書|デジタル活用の現状
理由2:単純に見づらい
以下は当ホームページのスマホ対応版とスマホ未対応版の表示状態となります。
比較を見てもらうと分かりますように、単純にスマホ用に対応していないと、パソコンのディスプレイ横向けにレイアウトされたデザインをスマホの画面領域に無理やり兼用しているため、文字が小さくて見づらいです。
これをスマホ用対応することでユーザーが快適に利用できるようになります。
しかし、自社のホームページを自身(社内の人間)で確認しても、人によっては違和感が無いという意見もあるかもしれません。
それは自身が自社の事業内容を既知していることや、使い慣れたホームページであることにより、先入観に惑わされているのではないでしょうか。
使い慣れたツールを変更するのに抵抗を感じるのは、本記事の執筆者も同じ経験がありますが、誰に見てもらうホームページなのかを考え、フラットな目で必要性の有無を判断してください。
それでも懐疑的に感じる方へ
スマホ用のホームページの必要性について解説しましたが、それでも懐疑的に感じる方も少なくないと思います。
そこで同様の見解(懐疑的)をお持ちで質問されているYahoo!知恵袋投稿を見つけましたので紹介します。
質問
ホームページを持っています。
お伺いしたいのですが、スマホ用のホームページもあるのですが、これってある方がいいのでしょうか?
4~5年前は携帯用のホームページもありましたが、今はもうほとんど意味がないですよね?
それと同じような気がしています。
スマホでPC用のものが見れるのだからそちらの方がいいのでは?
SEO対策としてあった方が良いのでしょうか?
引用:ホームページを持っています。 – Yahoo!知恵袋
こちらの質問は2014年に投稿されたものです。
その後、この質問者様がホームページをどうしたのか興味深かったので確認したところ…しっかりとスマホ対応されていました。
最初は懐疑的に感じていた方も、スマホ対応されている実例になります。
ココミルならお手頃価格でホームページを制作
実際にホームページをスマホ用対応にするには、費用やコストもかかりますので、無理には用意することはありません。
予算と相談しながら、決めていきましょう。
なお本記事の執筆は、ホームページ作成者となります。
ココミルが提供するホームページ制作は「集客に繋がります」などの安易な謳い文句を言いません。
要望や事情を聞いた上で、スマホ対応のホームページをお手頃価格で提供することが可能です。
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