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bing検索とは?インデックスに登録する方法【2024年10月版】

bing検索とは?インデックスに登録する方法【2022年7月版】

bing検索(正式名称:Microsoft Bing)は、Microsoftが提供する検索エンジンです。
Microsoftが提供する検索エンジンの歴史は長く、1998年に参入している古参の検索エンジンですが、Google検索のシェア率は国内で79.54%に対して、bing検索は8.67%と利用者は多くはありません。※2024年10月調査

検索エンジン日本国内のシェア率

  • Google  79.54%
  • Yahoo!  10.08%
  • bing  8.67%

出典:スタットカウンター/2024年10月 

しかしながら、国内で8.67%というシェア率は実質、国内検索エンジン2位のシェア率になります。
なぜなら、シェア率の調査結果上はYahoo!検索が2位ですが、国内のYahoo!検索(yahoo.co.jp)はGoogleの検索エンジンを導入しているからです。

2010年07月27日
Yahoo! JAPANの検索エンジンがグーグルに–検索連動型広告も導入
出典:CNET Japan 

なお今後、Bing検索結果の重要性が増す可能性があります。

OpenAIの生成AI検索エンジン「ChatGPT Search」は、将来的にGoogleの地位を脅かす存在になり得ますが、この「ChatGPT Search」が主に使用するインデックスデータはBingであるためです。
参考:OpenAI Reddit AMA And SEO For ChatGPT Search 

本記事では実質、国内検索エンジン2位のbing検索についての評判と、インデックス登録方法(bing検索へヒットさせる)を紹介いたします。

bing検索の評判は?

Google検索で「bing検索」と検索してみると…

Google検索サジェスト
Google検索関連
出典:Google検索 

「bing検索 おかしい」など、ネガティブな関連ワードが表示されます。

競合するGoogle検索での結果だけでは、アンフェアですので、bing検索で「bing検索」と検索してみると…

bing検索サジェスト
bing検索関連
出典:bing検索 

自サービス名にも関わらず「bing検索 おかしい」など、同様のネガティブな関連ワードが表示されました。
忖度なしに自サービスのネガティブとなるワードを表示させる公正な結果には好感を持ちましたが…
検索エンジンとしての評判は高くないことがうかがえます。

2022年7月19日の報道

「Bing」検索で偽サイト表示、19省庁と複数の自治体で問題
長野市は5月25日、ビングの検索で公式サイトが表示されないことに気付いた。サイト運営業者に相談しても解決せず、6月1日には偽サイトだけが表示された。
出典:日刊スポーツ/2022年7月19日 

顧客層によってbing検索の利用者数は変わる?

これはあくまで推測ですが、顧客層によってbing検索の利用者率(シェア率)はかなり変動する印象を受けます。
たとえば、WEBエンジニアやSEOなどを生業にしているIT業界で、bing検索をメインに使ってる人を見たことがありません。

ですが、外壁工事や設備工事などを生業にしている建設業界では、bing検索をメインに使ってる人を何回か見たことがあります。
おそらく、Windowsの初期設定ブラウザ「Microsoft Edge」をそのまま使っており、その初期設定ホームページであるbing検索を使っていることが理由と推測します。

実際の経験談として、IT知識が高くない顧客層向けに作ったホームページへのbing検索流入数は、Googleアナリティクスの予測分析を上回る結果となり、それと付随してブラウザ「Microsoft Edge」利用者の流入数も予測分析を上回りました。

インデックスに登録する方法(bing検索へヒットさせる)

冒頭で伝えましたが、国内で8.67%というシェア率は実質、国内検索エンジン2位のシェア率になります。
また顧客層によっては、bing検索経由での流入数が予測を上回るケースもあります。

以上を踏まえ、新しくホームページを作成した後には、bing検索にインデックス登録を促進させる「Bingウェブマスターツール」の登録とサイトマップ送信して機会損失を防ぎましょう。

 必須条件
対象ホームページがGoogleサーチコンソールに登録済みであること

ステップ:1

Googleサーチコンソール登録済みのGoogleアカウントで登録

Bingウェブマスターツールは、Googleサーチコンソールの登録情報をインポート(データを読み込む)する機能があります。
この機能を利用することで、手動で追加することが省くことができます。
まずはBingウェブマスターツールページ  にアクセスし、Googleサーチコンソール登録済みのGoogleアカウントで登録してください。

ステップ:2

Googleサーチコンソールの登録情報をインポート

Googleサーチコンソールの登録情報をインポートしてください。

Googleサーチコンソールをインポート01
Googleサーチコンソールをインポート02
Googleサーチコンソールをインポート03
Googleサーチコンソールをインポート04
Googleサーチコンソールをインポート05
 「サイトの追加に失敗しました」が表示された場合
「サイトの追加に失敗しました」というエラーが表示されることがあります。
しかし当方の経験談として、もしこのエラーが表示されても、エラーが画面を閉じると、追加済みの画面に移動しましたので、一度エラーが画面を閉じてみてください。

「サイトの追加に失敗しました」エラー

もしこちらで解決しないのであれば、インポートは諦めて手動で登録してください。

ステップ:3

インポート完了後、サイトマップ送信を確認する

BingウェブマスターツールのGoogleサーチコンソールインポート機能には「サイトマップを即座にインポート」と明記されていましたが、反映されない(インポート時にサイトマップが見つからない)ことがあります。
サイトマップが送信されているか確認し、もし送信されていないのであれば、サイトマップを送信してください。

Bingウェブマスターツールサイトマップ送信01
Bingウェブマスターツールサイトマップ送信02
Bingウェブマスターツールサイトマップ送信03
Bingウェブマスターツールサイトマップ送信04

サイトマップ送信の反映には少々時間がかかりますが、こちらで基本設定は完了です。
※bing検索のインデックス登録を促進させる基本設定ですので、かならずbing検索に反映する保証はございません。

ココミルならお手頃価格でホームページを作成

以上が、bing検索についての評判と、インデックス登録方法についての紹介となります。

なお本記事の執筆は、ホームページ制作者となります。
ココミルが提供するホームページ制作は「集客に繋がります」などの安易な謳い文句を言いません。
まずは事業主の信頼を上げることを目的としたホームページをお手頃価格で提供しております。

要望や事情を聞いた上で、たとえば本記事で紹介したbing検索のインデックス登録をサポートするホームページも提供することが可能です。
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なぜ検索しても、まったくホームページがヒットしないの?