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クロール済み – インデックス未登録が増加!ホームページ作成後のお悩みを解決

クロール済み - インデックス未登録が増加!ホームページ作成後のお悩みを解決

新しくホームページを作成した後、コンテンツを追加したけどGoogleの検索結果に引っ掛からない…
2021年中旬以降から、新しいページを追加しても、Google検索にヒットしない「検出 – インデックス未登録」という現象が増えおり、こちら「検出 – インデックス未登録」についての解決方法は下記ページにて紹介しております。
ホームページ作成後の落とし穴!検出 – インデックス未登録の解決方法は?
しかし、これとは別の問題「クロール済み – インデックス未登録」という現象も増えており、この件でお悩みをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

クロール済み - インデックス未登録
出典:Google Search Console 

本記事では「クロール済み – インデックス未登録」の原因と解決方法について実体験を交えて紹介いたします。

原因

原因はGoogleのクローラー(Googlebot)が巡回したが、価値が低い内容と判断された可能性が高いです。
以下は当方が定めた低品質と判断されるケースの仮説となります。

低品質と判断されるケース

  1. 内容が薄い
  2. 冗長な内容
  3. 既に検索結果上にある情報と重複している

1.内容が薄い

極端なたとえになりますが、「東京 ラーメン」でSEOを狙う為に、
「今日は東京の○○でラーメンを食べました、美味しかったです」
このような内容が薄いページを作っても、低品質と判断されるでしょう。

2.冗長な内容

「テキスト量が多い=SEOに良い」という説があり、これ自体は間違っていないと当方は考えています。
しかし「テキスト量が多い」のが検索順位上昇傾向にあるのには、意味があります。

  • 役立つ情報を丁寧に紹介した結果、テキスト量が多くなった
  • 定期的に最新情報を加筆した結果、テキスト量が多くなった

上記のような理由で、テキスト量が多くなったということです。
「テキスト量が多い=SEOに良い」という言葉を誤解して、冗長な内容でページを作っても、低品質と判断されるでしょう。

3.既に検索結果上にある情報と重複している

Google検索はコピーコンテンツや類似コンテンツを嫌います。
意図的でなかったにしても、既に検索結果上にある情報と重複している場合、低品質と判断されるでしょう。

以上が当方が定めた低品質と判断されるケースの仮説となります。
ホームページ作成後の注意点!SEOにおけるカニバリゼーション意識は重要

解決方法

まず「クロール済み – インデックス未登録」について、下記Googleの公式ヘルプ(Search Console ヘルプ)を見てもらうと分かりますが、具体的な原因や解決方法は明記されておりません。

クロール済み – インデックス未登録: ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。
出典:Google Search Console インデックス カバレッジ レポート 

この問題は解決するには、前述で紹介した原因のどれに当てはまるかの仮説を立てて、該当ページの内容を修正して解決するしかありません。

なお、公式ヘルプにも記載されておりますが、何も修正しないまま、無闇にクロールのリクエストを再送信しても解決はしません。
低品質であると判断された内容を修正してから、クロールのリクエストを再送信してください。

解決事例1

下記の記事は実際に当サイトで、「クロール済み – インデックス未登録」扱いになったページになります。

現場系求人成功の鍵はホームページ?有料求人広告掲載前にすること
https://cocomiru.com/genba-job-offer-hp/

修正前

クロール済み – インデックス未登録扱いになったページ
出典:Google Search Console 

「クロール済み – インデックス未登録」扱いになったページの内容は建設・設備など現場系の仕事を生業にしている方につくった求人募集成功に向けた対策の紹介記事です。
ニッチなテーマですので、執筆者自身である当方としては、独自性のある内容と思っておりましたが、Google検索には評価されなかったようです。
たしかに、ニッチなテーマであるがゆえに、当方の主観が強い内容でしたので、具体的な情報が少なかったかもしれません。
そこで、「具体的な情報が少ない=内容が薄い」ことを原因と仮説立てし、具体的な情報を加筆修正しました。

加筆した箇所

イメージ図を添え、自社ホームページの必要性を訴求する内容を追加
↓↓↓
加筆箇所
求人募集の掲載サンプルを追加
↓↓↓
加筆箇所

加筆修正後、クロールのリクエストを再送信してから数日後に、検索結果へ反映されました。

修正後

クロール済み – インデックス未登録扱いになったページ修正後
出典:Google Search Console 

解決事例2

下記の記事は実際に当サイトで、「クロール済み – インデックス未登録」扱いになったページになります。

ホームページ作成後の注意点!SEOにおけるカニバリゼーション意識は重要
https://cocomiru.com/cannibalization-seo/ 

修正前

クロール済み – インデックス未登録扱いになったページ
出典:Google Search Console 

「クロール済み – インデックス未登録」扱いになったページの内容はSEOの実体験を交えたノウハウ記事です。
執筆者自身である当方としては、独自性のある内容と思っておりましたが、既に世に出ているテーマ記事かつ後発であることから、Google検索には評価されなかったようです。

そこで、「独自性がある情報が少ない=既に検索結果上にある情報と重複している」を原因と仮説立てし、他の類似ページにはない独自の情報を加えました。

加筆した箇所

認知度のトレンド推移を追加
↓↓↓
加筆箇所
根拠となる出典内容を追加
↓↓↓
加筆箇所
話題に付帯するお役立ち情報を追加
↓↓↓
加筆箇所

加筆修正後、クロールのリクエストを再送信してから数日後に、検索結果へ反映されました。

修正後

クロール済み – インデックス未登録扱いになったページ修正後
出典:Google Search Console 

ココミルならお手頃価格でホームページを作成

以上が「クロール済み – インデックス未登録」の解決方法になります。

なお本記事の執筆は、ホームページ制作者となります。
ココミルが提供するホームページ制作は「集客に繋がります」などの安易な謳い文句を言いません。
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なぜ検索しても、まったくホームページがヒットしないの?